体育館床メンテナンス調査について・鋼製床下地・不陸・鋼製下地破損
現調場所 | 屋内運動場体育館スポーツフロアー鋼製床下地 |
現調内容 | 体育館床メンテナンスのための鋼製床下地点検 |
目的 | 鋼製床下地の修繕 |
現調経緯 | お客さまからのご依頼 |
本日のレポートは、先日、体育館床メンテナンス調査について伺ったことについて書いていきたいと思います。
高校さまのご依頼で、体育館の床を見てほしいとの問い合わせです。
内容は鋼製床下地の不陸調整と床下地破損の補修になります。
調査場所は、高校さまの体育館になります。
第一体育館と第二体育館があるのですが、第一体育館は5年前に建てられたばかりです。
第二体育館は、20年以上経っているため、床の劣化が振興していました。
事務所に伺うと、体育館の床に次のような症状があるとのことでした。
☑ 床がふわふわする
☑ 床鳴りがする
☑ 鋼製床下地の束が損傷及び破損している
☑ 床が沈む
実際に、見てみると軋み場所や沈む場所が広範囲に及んでいました。
体育館の床の上から一名、下から一名で鋼製床の状態を点検していきます。
床の上で、体重移動を繰り返し、沈む場所が、どの範囲にまで及んでいるか確認すると、床鳴り場所や、束が浮いているような場所が複数ありました。
実際に用務員さんが、床下に入った所、支持脚の部品が落ちている箇所があったとのご報告を受けています。
床下を確認すると、5カ所ほど発見できました。
体育館の床は毎日の過酷な使用環境に耐えうる強度を保っていく必要があります。
どんなに丈夫な材料でも長年の使用によって劣化していきます。
鋼製床下地も、ご多聞に漏れません。
ところで、何年か前に体育館でたくさんの人が一斉に飛び跳ねたせいで床が抜け落ちるといった事例もあります。
学校の方には現状を説明させていただき、破損個所については部品交換、それ以外のところは支持脚の調整ということで見積もりを提出することになりました。
フローリングもそうですが、何か不具合が起きた時には早め早めのお手入れをお勧めしたいと思います。何かお困りごと御座いましたらコートラインプロまでお問合せ下さい。
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