バドミントン床金具新規設置工事
小学校の体育館でバドミントンの床金具設置工事を行っています。
既存のバドミントンコートは、基礎が無いタイプの床金具がありましたが、新たに基礎がある丈夫な金具を設置することになりました。
内容は床金具基礎新設から床金具設置までの工事となります。
既存のバドミントンコートは視認性に問題がないため、そのまま利用することになりました。
もし、バドミントンコートが描かれていない体育館であれば、基礎だけでなくバドミントンのコートラインも必要になってきます。
上の写真は新しいバドミントン用の床金具になります。
全部で3対6個の床金具を交換します。
基礎を設置できるように、最小限の形でフローリングを剥いでいきます。
丸鋸を使い、切り目を入れる事で剥ぎやすくします。
この際、既存の下地に接着剤が残っていると剥がすのに手間が掛かってしまいます。
体育館の床にはフローリングであることが多いですが、その理由は部分的に痛んだ場合でも、一枚いちまい剥がせることができるので、部分的に補修が可能です。
そのためメンテナンスが少なく済むだけでなくライフサイクルコストの標準化に期待できます。
メンテナンスフリーというわけにはいきませんが、コストはグッと下がります。
基礎設置後にフローリングを改めて張っていきます。
6か所共に、この工程を踏みますが、その後床金具が設置できるように加工を行います。
支柱と穴が合わさるように設置しなければならないため、位置出しは間違えないよう慎重に行います。
フローリングに穴を開け、溝加工をしたら床金具を設置していきます。
ビスを四隅に設置し、固定します。
フローリングとフローリングに段差ができないように、フローリングと床金具が平滑になるようにサンディングを行い塗装を施します。
フローリングを剥いだ部分はコートラインが消えてしまうため、貼った後にライン塗装も行います。
塗装を3回行い完了です。