体育館expゴムとは?

体育館の周囲を見渡せば端の方にゴムを見た方も多いでしょう。
ほとんどの体育館に入っているのがこのexpゴムなんです。
ちなみにイーエックスピーゴムではありません。
エキスパンションゴムです。

このexpゴム、生産しているメーカーは限られています。
それほど需要があるわけではないですからね!
基本的に壁と床の取り合いの納まりに使われるのですが、体育館床材の伸縮を吸収するために使われています。

どんなサイズのexpゴムがあるのでしょうか?
もし、既存体育館の交換が目的であればキチンと測る必要があります。
知らないで頼んでみたらサイズが違って入らなかったら勿体ないですからね!
ほとんどの体育館用で採用されているフローリングの厚みは、15mm、18mmになります。

エキスパンションゴムの幅はというと、15mm、18mm、20mm、25mmになります。
このexpゴムを端部に入れていくことになります。

また、体育館の端部に納められているexpゴムのサイズは採用されているフローリングの厚みに合わせられるのが普通です。
フローリングの厚み15~18×15~20mm以内のものが多いです。

ちなみに差し金があると間違えずに測りやすいです。

体育館床材の伸びは

体育館の床が伸縮することは前述しましたが、どの位伸びると思われますか?
実は、体育館に使われる床材の枚数は、一般住宅と比べ遥かに多いです。

一枚一枚が目に見えないレベルで伸びたとしても広い体育館だけに端部までいくと伸びを確認できることがあるくらいです。
床板の伸びは、1mあたり1mm程度伸びることを配慮します。

もう昔の話ですが、壁際ぎりぎりまで伸びているフローリングを見たことがあります。
清掃で水分を多量に使っているか、雨などが吹き込んだのかも知れません。

一概に体育館のフローリングといっても様々な種類があります。

基本的には、無垢フローリング、複合フローリング、大型積層フローリングと分類できます。
主な違いは構造になります。
無垢材は、一枚物のフローリングですが、複合フローリングと大型積層は、木材をスライスした材料と複数重ね合わせてサンドイッチにしたものです。
複合フローリングは、ボードになっていますが、大型積層は字の通り大型のパネルになっています。
それぞれに特徴がありますが、伸びやすいのが無垢フローリングでになります。
床材全体が無垢なので湿度の影響が受けやすいのです。

フローリングの伸縮は含水率の変化によって起こりますが、体育館の床は下地材などボンドや釘によって拘束されています。
床の表と裏で条件が異なるため症状は複雑となり、床の伸縮や反り・あばれという現象が起きるのです。

フローリングの狂いを防ぐためには、含水率を一定の値に保つことが大切です。
新築時には伸縮が大きくなりがちなフローリングも、ある程度の期間が経てば含水率は外気と平衡状態となり安定していきます。
湿度の高い地域では床上換気口を複数設けることで、湿気がこもらいようにしています。
他にも、換気用の設備を設けている所もあります。

伸縮目地については、フローリングボード及び下地材も巾木及び躯体から十分隙間を確保する必要があります。

伸縮を想定して周囲に15~30mm程度の隙間を設けるのが一般的です。

体育館が広ければ広い面積ほど、全体の伸縮が大きくなります。
周囲にいれるのがexpゴムになります。

ゴムがない場合は、呑み込みという納まり

稀ですが、周囲ににゴムを入れないで、呑み込みでにしている体育館もあります。

後からゴムが取れたりすることが無いことや見た目がきれいに仕上がります。
巾木にフローリングを突き付けないで、巾木の下にフローリングを差し込めるよう壁を少し浮かせて設置します。
この際、フローリングにレベル差があると巾木とフローリングの取り合いに隙間が生じるためレベルの正確さなどが求められます。

expゴムのご依頼もいただいています。

お客さまからゴムを売ってほしいとの電話をいただきます。
一昔前までは施工の際に使う材料なので、取り置きはしていませんでしが、結構問い合わせをいただくため、カットサイズで販売をすることにしました。
ただ、やはり送料や人が係わる分少し高めになってしまうことご了承ください。
その際に、expゴムの入れ方についてもアドバイスさせていただきます。

体育器具はもちろんのこと、体育館のメンテナンスや、体育館床工事なら私たちにお任せください!

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