体育館で支柱を立てようとした瞬間、「あれ、金具が抜けてる?」「中が空洞みたいにグラつく…」
そんな違和感を覚えたことはありませんか?
バドミントンやバレーボールなどの支柱を差し込む床金具(アンカー)は、体育館の安全を支える重要な設備です。
一度でも抜けたり浮いたりすると、支柱が傾いて転倒事故につながる危険があり、早急な対応が必要です。
「とりあえず押し込めば使えるかも」と自己判断で直すのは危険です。
床下の木材やアンカーが損傷している場合、内部で構造破壊が進んでいる可能性もあります。
ここでは、床金具が抜けたときの原因・修理方法・業者選びのポイントを詳しく解説します。
床金具が抜ける主な原因と放置のリスク
体育館の床金具は長年の使用や湿気の影響で固定が弱まり、徐々に浮いたり、最悪の場合は抜けてしまいます。
代表的な原因を見ていきましょう。
- 床下木材の腐食・劣化
湿気や結露が続くと床下木材が腐り、金具の固定力が低下します。体育館は湿度差が大きく、結露しやすいため注意が必要です。 - ボルト・アンカーの緩み
支柱の抜き差しを繰り返すうちに固定ネジが緩み、金具がぐらつきます。 - 下地の沈下・空洞化
弾力構造の体育館床では、下地が沈むと支えがなくなり金具が浮いたようになります。 - 施工不良や経年劣化
アンカーが浅く設置されていたり、金具自体がサビて劣化しているケースもあります。
この状態を放置すると、支柱がまっすぐ立たず、床下構造全体の修繕が必要になることもあります。
「少し浮いているだけ」でも、早めの点検が最も安く済むタイミングです。
まずは専門業者へ相談を!DIY修理はNG
体育館の床金具は床下の鋼製ベースに固定されているため、家庭用工具では絶対に修理できません。
無理に押し戻すと、床板や下地を破損する恐れがあります。
対応できるのは体育館床工事の専門業者だけです。
専門業者は床構造を理解しており、金具の再固定だけでなく、必要に応じて床補修・下地補強も同時に行ってくれます。
主な専門業者の例
- コートラインプロ
全国対応の体育館床専門業者。床金具交換・ライン塗装・床再生まで一貫施工。
相談窓口:0120-460-461 - 株式会社霜鳥(長野県)
公共施設・学校体育館の修繕実績多数。床金具交換や下地補修に強みを持つ地域密着型業者。
信頼できる業者を選ぶ3つのポイント
① 体育館床の専門知識があること
一般的なリフォーム業者では、体育館床の構造(フローリング+緩衝層+アンカー構造)を理解していないことが多く、表面補修だけで終わるケースがあります。
「体育館床工事」「スポーツ施設修繕」の実績があるか必ず確認しましょう。
② 複数社の見積もりを比較
症状が軽い場合は再固定で済みますが、下地補強が必要な場合は費用が倍以上になることも。
2〜3社に見積もりを依頼して、内容・工法・保証期間を比較検討しましょう。
③ 保証とアフターサービス
修理後に再発するケースもあるため、施工保証(1年など)や定期点検サービスの有無を確認しましょう。
相談時に伝えるべき情報
問い合わせの際は、症状を具体的に伝えることで正確な見積もりが得られます。
- 金具の位置(例:中央コート北側、バレー支柱用)
- 症状の程度(沈む、傾く、完全に抜けている)
- いつから発生しているか
これらを伝えると、業者は床下構造の損傷レベルを推定しやすくなります。
修理内容と費用の目安
| 修理内容 | 概要 | 費用目安(税込) | 工期 |
|---|---|---|---|
| 金具の締め直し | ボルト・アンカー再固定 | 約1〜3万円 | 半日〜1日 |
| 金具交換 | 新しい金具を設置 | 約3〜6万円 | 1〜2日 |
| 下地補強 | 腐食した下地木材を補修 | 約5〜10万円 | 2〜3日 |
| 床材張り替え | フローリング交換 | 約10〜20万円 | 3〜5日 |
| 防錆コーティング | サビ防止塗装 | 約1〜2万円 | 半日 |
軽度なら数万円で済みますが、床下まで腐食している場合は10万円以上かかることもあります。
だからこそ早期点検が重要です。
修理までの応急処置
- 抜けた金具部分をテープやコーンで囲い、「使用禁止」表示をする
- 支柱や重いものを立てない
- 周囲の床に物を置かない
特に学校では、生徒が誤って触れないように注意喚起が必要です。
地域別の相談先を探す方法
「体育館 床金具 修理 ○○市」で検索すると、地元の施工業者が見つかります。
ただし、必ず体育館施工の実績がある業者に依頼してください。
金具修理だけでなく、床構造全体の健全性を確認してもらうことが大切です。
床金具が抜けたら、迷わず専門業者へ
体育館の床金具が抜ける現象は、内部劣化のサインです。
自己修理や放置は危険で、事故や高額修理につながります。
まずは専門業者(例:コートラインプロ・株式会社霜鳥など)へ相談し、現地調査と安全な修理を依頼しましょう。
再固定や補強を適切に行えば、長期間安心して使用できます。
「少し浮いてるだけ」と思ったその時こそ、修理のベストタイミング。
早めの対応で、安全で快適な体育館を守りましょう。



















