体育館の床に小さな欠けやささくれを見つけたとき、「これって直さなきゃいけないのかな?」と迷ったことはありませんか?
スポーツ中に気づくと、思わず足を止めたくなるような傷。小さくても放置すれば、転倒やケガ、さらには劣化拡大の原因になることもあります。
とはいえ、体育館の床を全面張り替えするのは費用も工期もかかる…。
そんな悩みを解決するのが、近年注目されている「UV硬化型パテ」による補修です。
紫外線(UV)を照射するだけで数分で固まり、見た目も自然に仕上がる。
限られた時間で、コストを抑えて、美しく直せる最新技術です。
この記事では、UV硬化型パテの特徴や施工手順、他の補修方法との違い、そして業者選びのポイントまで詳しく解説します。
なぜ体育館補修にUV硬化型パテが選ばれるのか
体育館の床は常に人の動きや重い器具の移動にさらされ、傷や欠けができやすい環境です。
ボールの落下や台車のキャスター跡など、ちょっとした衝撃でも木が欠けることがあります。
こうした「部分的な損傷」を効率的に直せるのが、UV硬化型パテです。
UV硬化型パテとは?
UV硬化型パテは、紫外線やLED光を照射することで数秒〜数分で固まる補修材です。
従来の木工用パテが自然乾燥で数時間〜1日かかるのに対し、UVパテならその場で硬化。
乾燥待ちが不要のため、利用スケジュールがタイトな体育館に最適です。
UV硬化型パテの4つのメリット
- ① 硬化が早い:UVライトを数秒照射するだけで即硬化。補修後すぐに使用再開できます。
- ② 部分補修が可能:欠けた部分のみをピンポイントで補修できるため、工期・費用を最小限に。
- ③ コスト削減:張り替え工事の1/10以下で修復可能なケースもあります。
- ④ 美観を損なわない:木目や色味に合わせて調整できるため、補修跡がほとんど目立ちません。
施工の流れ ― UV硬化型パテによる補修手順
ここでは、実際に体育館の床を補修する一般的な手順を紹介します。
① 清掃と下地処理
傷周辺の汚れ・木くずを取り除き、浮いたささくれはカッターでカット。
軽くサンディングして表面を整えると、密着が良くなります。
※ウレタン塗装面は滑りやすいため、軽い研磨が有効です。
② シーラー塗布
パテの密着性を高めるため、UV硬化型シーラーを薄く塗ります。
LEDライトを照射して数秒で硬化させます。
この工程を省くと、後にパテが浮く原因になるため重要です。
③ パテ埋め
凹みや欠けにパテを充填し、ヘラで均一に伸ばします。
空気を抜きながら、周囲の木目に合わせてカラーを調整します。
④ UVライト照射(硬化)
UVまたはLEDライトを照射し、パテを硬化させます。
照射時間はわずか数秒〜数十秒。照射直後に実用強度を発揮します。
⑤ 仕上げ・表面調整
硬化後、表面を軽く研磨し、溶剤で拭き取ります。
必要に応じてウレタン塗装で艶を整えると、補修跡がほとんど分からない自然な仕上がりに。
他の補修方法との違い
| 補修方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| UV硬化型パテ | 紫外線照射で即硬化 | 短時間・高耐久・自然な仕上がり | 深い傷には不向き |
| 通常パテ(自然乾燥) | 空気乾燥で固化 | 安価・機材不要 | 乾燥に時間がかかる |
| 再塗装(サンディング) | 広範囲の研磨・再塗装 | 美観を全面的に回復 | 工期・費用が大きい |
| 張り替え | 新しい床材に交換 | 新品同様の仕上がり | 最もコストが高い |
小さな傷ならUVパテで十分対応できます。
広範囲の損傷や下地劣化がある場合は、再塗装・張り替えを検討しましょう。
業者に依頼すべきケース
- 床の割れが深く、木材が欠けている
- 複数箇所に段差・ささくれがある
- 全体の色ムラ・艶ムラを改善したい
- 下地構造(防振ゴム層など)まで損傷している
体育館は安全性が最優先。小さな段差や凹みでも事故につながることがあります。
不安な場合は専門業者に相談するのが確実です。
業者選びのポイント
- 見積もりは複数社から取得:同じ補修でも施工範囲で金額が変わります。
- 施工実績を確認:学校・公共施設などの経験がある業者は安心。
- メンテナンス提案があるか:補修後の点検や再塗装計画を立ててくれる業者が理想。
DIYで使う場合の入手方法
- オンラインショップ:Amazon・楽天などで「UV硬化型木部パテ」と検索。
- メーカー公式サイト:各社が施工マニュアルを公開。
- 建材・塗料店:専門店での取り寄せ・サンプル確認も可能。
UV硬化型パテで体育館を美しく、安全に
体育館の床は、地域の子どもたちや選手、利用者の足元を支える大切な場所です。
小さな傷でも放置すれば、見た目だけでなく安全性を損ねます。
UV硬化型パテを使えば、短時間で補修でき、利用停止時間を最小限に。
美観・機能・コストのバランスに優れたメンテナンス方法です。
とはいえ、傷の範囲や深さによっては専門業者の判断が必要です。
「小さな傷だから」と放置せず、今のうちに対処すれば、大掛かりな修繕や出費を防ぐことができます。
私たちは、体育館の床補修・研磨・再塗装を通じて、“安全で美しいフロアを長く保つお手伝い”をしています。
床の傷や欠けが気になったら、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの体育館が、これからも安心して使える場所であり続けるよう、最適な補修方法をご提案します。




















